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以前
アカスジキンカメムシ成虫

を味見したところ、
「味、うま味は他のカメムシよりよいものの、カメムシ臭が気になる」との
感想でした。

8月に某NPO職員のHさんがラオスに行った際
現地の人に
「カメムシのニオイって気にならない?」
と聞いた所
「カメムシは若い時に食うに限る」
との返答とのこと。

ここからわかるのは
1,カメムシのニオイはラオス人でも強すぎるとキライ
2,成長段階によってニオイは異なる。

なるほど。

確かめてみよう。
残念ながら今回ラオスはカメムシの発生時期ではなかったので、
ラオス産は手に入らず。
ストックしてあった
アカスジキンカメムシの越冬幼虫をいただくことに。

アカスジキンカメムシ Poecilocoris lewisi


ほとんどニオイがなく、わずかなほろ苦さと肉質の旨みがあり、美味しい。ラオスの方が言っていたことは本当のようだ。

確かに
キバラヘリカメムシ
幼虫の方がニオイが薄く、食べやすかったので、
「カメムシは幼虫で食べるべし」
というラオス人の言葉には説得力があります。

また更に。
「昆虫は幼虫で食べるべし」

とまで拡大出来る可能性もあります。
幼虫は、小さい卵から繁殖できるまでの栄養を貯めこむ段階といえます
一方で、成虫は拡散、交尾と繁殖を目的としているため
栄養を翅やフェロモン、メスへのアピールへ振り向けます。

ハネやフェロモンを食べても栄養的にはあまり利用できないので、
美味しく、かつ栄養たっぷりに食べるためには幼虫か、
完全変態昆虫では
栄養をタンパク質に変えつつあるサナギを選んで
食べると良いかもしれません。

事実、幼虫とサナギは大変美味しく、
かつ独特なニオイが少ないものが多いです。

休眠するサナギであれば長期間新鮮なままの保存も可能です。
サナギや幼虫を保存食として携帯する日が来るかも知れません。


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プロフィール
HN:
Mushikurotowa 
性別:
男性
趣味:
昆虫料理開発
自己紹介:
食用昆虫科学研究会 理事長

2008年「なぜ昆虫に食欲がわかないのか」研究を開始
食べたらおいしかったので「昆虫食で世界を救う方法とは」に変更。
昆虫の味の記載から、昆虫の特性を活かしたレシピの開発、イベント出展、昆虫食アート展覧会「昆虫食展」まで、
様々な分野の専門家との協力により、新しい食文化としての昆虫食再興を目指す。

2015年 神戸大学農学研究科博士後期課程単位取得退学
テーマは「昆虫バイオマスの農業利用へむけたトノサマバッタの生理生態学的解析」
2018年よりラオスでの昆虫食を含めた栄養改善プログラムに専門家として参加
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