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そろそろ寒くなって参りました。
鳴く虫の季節も終わり、昆虫食もシーズンオフに。

とおもいきや、
養殖昆虫を注目していきたいと思います。

昆虫食の生物はけっこう多く、その中でも生き餌でないと
嗜好性が低い、というペットとしては困った連中がいます。

例えば
以前飼っていたフトアゴヒゲトカゲ「June二郎」


昆虫食性が強く、あまり野菜を食べてくれませんでした。

そのようなペット用生き餌として
流通している2種

フタホシコオロギ Gryllus bimaculatus


ヨーロッパイエコオロギ Acheta domestica

彼らはコオロギの中でも
卵で休眠をしないので、温度さえあれば年間何度でも孵化してきます。
タイで食用に養殖されているのもこの種です。

一方で日本の普通種は一度低温を経験しないと休眠から覚めないので
年間二回ぐらいが限度です。

なので、年中暖かい環境を用意する必要がある爬虫類飼育に適した生き餌といえるでしょう。

それでは実食

ヨーロッパイエコオロギ
おいしい。うまみがあり外皮が柔らかく、揚げて食べることが普通だが茹でてもイケる。

フタホシコオロギ
香ばしい香りがあり、イエコオロギよりも特徴的な味。外皮はやや固いが食べやすいほう。「コオロギ臭さ」は殆ど感じない

コオロギをおいしそうに食べる爬虫類を見ると
その味が気になってきますが、彼らの好きな昆虫は
やはり味もなかなかのものでした。

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プロフィール
HN:
Mushikurotowa 
性別:
男性
趣味:
昆虫料理開発
自己紹介:
NPO法人食用昆虫科学研究会 理事長
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2008年「なぜ昆虫に食欲がわかないのか」研究を開始
食べたらおいしかったので「昆虫食で世界を救う方法とは」に変更。
昆虫の味の記載から、昆虫の特性を活かしたレシピの開発、イベント出展、昆虫食アート展覧会「昆虫食展」まで、
様々な分野の専門家との協力により、新しい食文化としての昆虫食再興を目指す。

2015年 神戸大学農学研究科博士後期課程単位取得退学
テーマは「昆虫バイオマスの農業利用へむけたトノサマバッタの生理生態学的解析」
2018年よりラオスでの昆虫食を含めた栄養改善プログラムに専門家として参加
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