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ヒロヘリアオイラガ Parasa lepida


イラガ科の幼虫です。
1920年代の外来種で、近年勢力を拡大しているとのこと。

「明らかに危険」と蛍光色で教えてくれるケムシです。
それでも葉の裏に隠れていることがあるので、ご注意下さい。

ヒロヘリアオイラガの臨床図(ドクターご本人が体を張った経過観察!)
もある「虫と皮膚炎」によると


毒棘に触れると先端部が皮膚に刺さり、毒液が注入される。とのこと。
棘が刺さるには、イラガ自身が生きていることが重要なので、
死んだり、脱皮直後ではこのタイプの皮膚炎は起こらないとのこと。

普通のイラガ科の棘はこのタイプだけですので、
「スズメのショウベンダコ」と呼ばれるイラガの蛹を
繭のまま炒って、ピスタチオのように殻を割って美味しく食べられます。
イラガは冬に繭で越冬しますので、
食害に悩まされている方は、冬のうちに採集し、炒って食べると良いでしょう。


ところが、
このヒロヘリアオイラガ、なんと
二段構えなのです。

尻の黒い部分に毒刺毛があり、これは生死にかかわらず
触れると皮膚炎を起こすタイプです。
この毛を繭を作るときに、周りに付着させることで、
ほかのイラガでは無防備なサナギ時代を「毒あり」で過ごすのです。

こわいですね。

ということでイラガの中でも、ヒロヘリアオイラガは
たとえサナギの時期でも食べるのに適さない、味見が困難な虫、といえるでしょう。
お気をつけ下さい。

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無題
この毛虫、そんな名前だったんですね…。イラガの仲間ということは知っていましたが、よもや外来種だとは思いませんでした。通称「電気虫」と勝手に呼んでました(笑)
NONAME 2013/10/12(Sat)21:39:01 編集
Re:無題
イラガは総称して「デンキムシ」と呼ばれていますね。
触らないよう気をつけて下さい。
冬になったら繭ごと駆除できますのでおためしください。
【2013/10/14 16:14】
Mushi_Kurotowa
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