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鱗翅目強化月間
今日はクヌギの木にいたヒメヤママユSaturnia jonasii



いわゆるケムシといえそうな五分刈りの短毛が生えていますが、
いずれも柔らかく、食べやすそう。

味見
大型なので甘いクリーム状の部分と無味のゼリー状の構造があることがわかる。
ヤママユガ科の定石通り、とても美味しい。
とても食感がよい。短髪のような毛は柔らかく、歯ごたえのあるおかひじきのような食感。
毛虫=食べにくい、ではなく、このような肉質の棘状突起はやわらかく、むしろ食感のアクセントになったり、味の絡みもよくなったりすることがわかった。
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ヤママユガ科を試食した感想
こんにちは。
先日は私のような専門外の者の言葉足らずな質問にも御丁寧に回答して下さり有難うございました。

先日試食しましたヤママユガ科の楠蚕(クスサン)の幼虫を試食した感想ですが実に美味しく頂くことが出来ました。
モパ二ワームの調理法を参考に一旦ハラワタを取り除いて流水で洗った後、塩を軽く揉み込み(塩辛くなり過ぎないよう)2日間天日干しにして下ごしらえ完了。
フライパンにやや多めの油をひき炒めるというより揚げるような感覚で調理し、塩コショウとレモン汁で頂きました。率直な感想、これが本当にあの毛虫の味なのかと驚く程美味しかったです。試食ということで10匹と弱気な数でしたがあっという間に完食しました。
蛾の幼虫=外見から察するに毒があったり食べれたとしても苦かったりするのではないかといった先入観があっただけに、普通に美味しいのでただただ驚きました。

今回のヒメマユガ科の幼虫はクヌギの木での採取という事なので雑木林を少し探せば簡単に手に入りそうですね。(?)
見た目も毒々しい感じでは無く、私のようなビギナーでも最初の一口からすんなりイケそうです。
tomonari1122 URL 2013/06/17(Mon)12:02:27 編集
Re:ヤママユガ科を試食した感想
詳細なレポートありがとうございます!
初心者の方でも美味しく食べられるということが分かって心強いです。
(食べ慣れすぎると一般の食味から離れてしまう気がするので)
クスサンは大型の毛の生えた(食欲の湧かない)幼虫ですが、
やはりヤママユガ科はさすがですね。
調理過程にも美味しく食べようという愛が感じられる名レシピです。
ぜひその過程の写真があれば公開していただきたいです!

今年は鱗翅目を攻めようと思っておりますので
また食べられましたら
ぜひ教えてください
ありがとうございました。
【2013/06/17 12:50】
Mushi_Kurotowa
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プロフィール
HN:
Mushikurotowa 
性別:
男性
趣味:
昆虫料理開発
自己紹介:
NPO法人食用昆虫科学研究会 理事長
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2008年「なぜ昆虫に食欲がわかないのか」研究を開始
食べたらおいしかったので「昆虫食で世界を救う方法とは」に変更。
昆虫の味の記載から、昆虫の特性を活かしたレシピの開発、イベント出展、昆虫食アート展覧会「昆虫食展」まで、
様々な分野の専門家との協力により、新しい食文化としての昆虫食再興を目指す。

2015年 神戸大学農学研究科博士後期課程単位取得退学
テーマは「昆虫バイオマスの農業利用へむけたトノサマバッタの生理生態学的解析」
2018年よりラオスでの昆虫食を含めた栄養改善プログラムに専門家として参加
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